孤高のメスをご紹介

2010年12月06日

孤高のメスをご紹介



探偵シャーロックホームズパイプのけむりから、
今日は・・・

ちょっと液晶テレビの話題、休憩。

孤高のメス」をDVDで見ました。(ややネタばれ注意)

2010年12月03日発売【送料無料】孤高のメス

一人の青年が母の葬儀のため、田舎に戻る場面から始まり、そこで発見した母の若き日を記した日記を読みながら、当時のシーンが回顧されていきます。

看護師を、というより勤務する田舎の市民病院にうんざりしていた若き日の母、浪子(夏川結衣)、場当たり的で技術の伴わない手術で大切な人命を平気で犠牲にする医師、その手術の場に立ち会う自分も間接的に、患者の命を粗末にしているのではないかと思い悩み、次第に看護の仕事にやる気をなくしていきます。

そんな時、一人の医師が新たに勤務、その新米医師の赴任初日から、手術道具の扱い方で叱責される浪子、彼女を叱責したのは、当麻鉄彦医師(堤真一)。彼は赴任したその日から見事な手術で一人の患者の命を救います。そこには社会的名声や野望とは無縁の、ただ「目の前にある命を救いたい」という信念に燃えた医師の姿がありました。

当麻の医療と向き合う真摯な姿はやがて沈滞ムード漂う市民病院のほかのスタッフの意識も変えていきます。もちろんそこには浪子の姿もありました。

市民病院の大きな後ろ盾であった大川市長(柄本明)が、末期の肝硬変で運び込まれてきたとき、彼の命を救うには、法律で認められていない脳死肝移植しかありませんでした。
折も折、浪子の隣家に住む小学校教師の息子、誠がトラックにはねられ、脳死と診断されて・・・

果たして「信念」だけで、法律を犯した医療活動が正当化されるのか、脳死とは何か、そして医師を中心に医療とは何か
をたっぷりと考えさせる二時間でありました。

堤さん演じる当麻医師は、ちょうど「白い巨塔」の里見内科医を外科に置き換えたような医師、まさに現代版「赤ひげ」を見るおもいでした。

堤さんと夏川結衣さんは、「卒業」で共演していましたが、
あのときの堤さんはまったく冴えない大学講師の役。今回の
医師の役は180度違いますからそういう意味でも楽しめますよ。

2010年12月03日発売【送料無料】孤高のメス
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